心の金の斧銀の斧

皆様は、イソップ物語の「金の斧、銀の斧」をご存じでしょうか。この物語は、山のキコリがうっかりと池に大切な斧を落としてしまうお話です。物語は、その池から女神があらわれキコリに「この金の斧はあなたのですか？」と聞かれ、つい「私の斧です」と嘘をついてしまいその嘘を許せない女神はキコリの大切な斧を無くしてしまいます。

心の金の斧、銀の斧のお話は、大切な人を無くしてしまう話となります。

皆さんは、人との関係をどのように考えていらっしゃいますか？関係が深ければ深いほど大切な存在になり信頼を持つこととなります。ただ、その関係も思わぬことで簡単に壊れてしまうことがあります。それが「嘘」です。

その嘘は、時として「良かれ」と想ってつく嘘もありますが、人との関係は相手の心にそれがどう写るかによって思わぬ方向に進んでしまうものです。それは、相手の心を知らずして、つく嘘は相手を傷つけることがあると云うことです。

ちょっとした自分に都合よい斧を選ぶことが大切な人を無くしてしまうと云うお話でした。　語りべ　ぽち☆より