前回の「感情 其の弐」でお話しました指先で鼓動を感じることは出来ましたでしょうか。もし、出来なくても今後のお話をする中で自然に出来るようになると思います。
さて、指先で鼓動を感じれるようになるとどんな事が出来るようになるかと云いますと「気持ちのままに」なれるようになります。これは、いろんな場面で役に立ちますが、例えば、誰かと話しているとき指先で鼓動を感じることにより、今の自分が感情的に話をしているか。気持ちのままに話しているか知ることができます。
それは、自分たちは感情により心を見失うことが多々あり、気持ちのままに話せれなくなります。それは、自身ではなくても誰かが感情的になっていればその会話は自ずと感情的になります。本人はそんなことがないと思っても感情には感情を知らず知らず返してしまうのです。
その理由は簡単で、誰かひとりでも幸せを感じれない会話には不幸せから湧く感情を持つからです。感情的になるのは誰も悪くなく、単に心の価値が伴い合ってないだけです。会話が合わないとぎくしゃくしますよね。それと同じです。
その場合は、どちらから気づいた方が「ストップ(&ゴー)」を行えばいいのです。一度、時間を置くだけで心には少なからず余裕ができるものです。その余裕は、自身が気持ちのままにになるための味方となるはずです。