『人は独りでは活きられない』
人を支えるとはどんなことか?
人は独りでは活きられないのなら、誰か一緒に居れば良いかというとそうではない。それは、その人の心を支えることであるから、誰かで片付くことではない。では、人の心を支えるとはどんなことなのか。
人は悩み多き生き物であるが、人それぞれ事情は異なる。それに自身の経験上の成功例を参考にして上手くいっても、それはあくまで例でありその人を支えたとはならない。
それは、その相手の悩んでいる原因を本当の意味で知ってないからにある。
人の多くは、相手の悩んでいる出来事を解決しようと考える。確かに解決できることもあるが、その解決は出来事のみの解決であり、原因の解決に至ってない。
その原因の解決とは、相手が幸せを感じれる強い心になることにある。その理由は、その人がまた悩むことを必ずするからです。そして、同じ思いを繰り返しこととなり、それが自身の心に負担をあたえ、いつかは心疲れてしまう。
それは、支える側も支えるという負担がかかり疲れてしまう。結果、疲れるのならどちらも幸せにはなれない。
人は独りでは活きられなく、支え合うのは心である以上、出来事を解決するのではなく、相手の心を強くすることが根本的な解決と云え、それが支える本当の意味となる。そうならなければ、いつまでも互いが幸せを感じることがなくなる。
相手を支えたいのなら、まず自身の心が強くある必要があり、それは自身の心を知らなければ相手の心を支えれないと云うことになる。