五感と言えば、視覚、聴覚、味覚、触覚、嗅覚はご存じですね。では、『シックスセンス(第六感)』と謂われる六番目の感覚とは何のことでしょう。
第六番目の感覚と言えば、昔、シックスセンスと言う映画がありました。この映画はブルース・ウィルス主演の映画を思い出しますが、その映画では、霊体が見える男の子の第六感を描いたお話となっております。
この第六感は世間一般では、いわゆる超能力といわれ、予知能力、透視能力やテレポーテイション等となります。ただ超能力と言ってしまったら、非現実的な話となり確信のない世界となります。これは誰もが持つ能力でもなく、たぶん、皆さんのまわりでもいらっしゃらにのではないでしょうか。
人はいろいろな事を感じて生きております。時には「◯◯と感じる」と言葉する人もおります。例として「嬉しく感じる」と五感で感じる事と違うものを云うひともいると思います。たぶん皆さんは、この様な五感以外で感じることがあり、知らず知らずの「感じる」と云われております。それが第六番目の感覚がある証と言えます。
この感じるという感覚こそシックスセンスであり、言われてはじめて知る感覚となるはずです。人はこの感覚を産まれた時から身につけており、無意識のうちに使われていたものであり『忘れられた感覚』なんです。
この世に超能力と言う言葉があるのは、人が第六感をもっていた名残(なごり)なのかも知れませんね。自分たちにあるシックスセンスは、耳で言葉を聞くように、相手の心を感じ聞き取る感覚のことだとぽち☆は思います。
それは日本の『おもてなし』のなす姿でもあり、誰にでも第六番目の感覚となる『心の耳』を持っていたのです。感覚の感の字には、何故「心」が使われているか。それは、五感の付くすべてが心に繋がるものであるため、誰もが耳を澄ます代わりに心を澄ませば、相手の心の声が聞こえてくるのではないでしょうか。